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理系の転職レポート

転職の話、ときどきお金と英語のお話

職務経歴書って何? 採用されやすくするポイントを経験から解説

転職活動を始めると、一番初めに、履歴書と職務経歴書の2種類を用意するようにエージェントから言われます(最初の面談で持っていくケースが多いと思います)。

今回はこの職務経歴書について、以下の3点でまとめていきたいと思います。

  1. どんな風にかけば良いのか?
  2. 私自身が転職活動を通じてどういったポイントで工夫したのか?
  3. こう書いておけば、もっと良かったかも

まず職務経歴書とは?

初めて転職する人は、「職務経歴書って何?」という人がほとんどのはず。転職をしたことが無い人の場合、この書類を使うことは普通無いはずです。

職務経歴書のポイントを挙げておくと下記の通りです。

  • 大学の時の経験
  • 大学時の研究内容について
  • あなたがどんな職歴を経験してきたか?
  • 持っているスキルは何か?
  • これまでの出願特許数は?
  • 学会発表の数は(国内外問わず)

 

就職活動の時と違うのは、大学時の活動内容(たとえばバイトやサークル)や研究に加えて、これまでの職歴で経験してきたことを記載するところにポイントがあります。

こんなに、いっぱい書かないといけないの?と思われるかもしれませんが、新卒採用の時と違ってパソコンで書くことができるので、気分的には書くことができます。

 

職務経歴書での職歴について

この書類で書くことの一例に「職歴」を挙げました。「職歴といっても、1つの会社に就職していないのに、どういうこと?」 と思われる方もいるかもしれません。

人によっては、同じ会社で就職していても、転勤や異動を経験している人は数多くいるはずですよね。つまり、それぞれの期間で仕事をしてきた内容について記載する必要があります

 

たとえば、私の場合は転職までに一度異動を経験したので、下記のようになります。

 

201X年X月〜201Y年Y月 Aに関する研究開発業務

201Y年Y月〜201Z年Z月 Bの生産管理を行う部署にて品質保証業務

 

人によっては、これらの業務が一つでは無い人もいると思います(例えば、研究と技術営業を兼任する場合など)。その場合は、並列して書けば問題ありません。

職務経歴書は、相手を判断するものとして重要ですが、一方で、その人が働いている職場の内容を書くものでもあります。機密事項を書かないように最新の注意が必要です。

 

保有スキルについて

転職活動を通じて、一番見られていたのはここではないかと感じているのが、この「保有スキル」。スキルといっても、「資格として認知されているもの」と「資格はないけど、装置を使えるかどうか」といったスキルがあります。

例えば、資格として認知されているものを例にあげると以下のようなものがあります。

  • TOEIC、TOEFL
  • 情報技術者
  • 危険物取扱資格
  • 電気主任技術者

 

他にも、資格が必要な職業というものは山のようにあります。私自身も危険物取扱資格を持っていますし、他にもクレーンの取扱に関する資格も保有しています。

こういったスキルは、次の会社で使用する可能性があれば、会社側としては資格取得のための出張費や資格取得費用を負担しなくても良いメリットがあります。

 

一方で、資格では無いが必要なスキルとはなんでしょうか?

理系にこだわって言えば、「分析装置」を扱うことのできる技術はほとんどスキルといっても差し支えないでしょう(もちろん大学で使っていた装置も含めて)。

国家資格ではない部分のスキルというのは、転職活動においては特に重要なポイントな印象を受けています。

 

転職者は、基本的に即戦力として働けることが前提になっていることは少なくありません。そのため、使える装置が以前の職場で習得していることは、採用側からすれば、やはり一つのメリットなんです。

私が転職した職場は、そういう意図があったようで、装置をそのまま使える人が多かった印象です。ですから使える装置やソフトウェアについては、詳しく書いた方がよいでしょう。

 

出願特許と学会発表

理系の、特に研究職で転職を考えている人は一番念頭においておかないといけないポイントがこの「出願特許」と「学会発表」について。

余談ですが、現時点で転職を考えていなくても、将来可能性があるのであれば、出願特許と学会発表は積極的にしておくべきです。

職務経歴書に出願特許件数と学会発表数を書く義務はありません。しかし、研究開発においてはこの2つを見られるケースはよくありますし、私自身もどんな特許を書いたのかを問われました(この時点ですでに公開されていたので、公開範囲の中でのみ話しました)。

学会発表や特許については、採用する企業側が調べればわかるその人となりを調べるためのツールといっても過言ではありません。

そのため、職務経歴書にこれまでの出願特許数や、学会発表歴を記載してアピールすることは一つの手段と言えますし、私自身も記載して提出しました。

 

履歴書の役割は?

ぶっちゃけて言うと、職務経歴書し見ていないといっても過言ではないかもしれません。それくらい履歴書に載せる情報は薄いですし、重要視されていないような気がします。

新卒採用の時は、エントリーシートという形で提出して履歴書の提出の代わりとなっていたケースが多かったと思いますが、転職の時は、本屋などで売っている履歴書に記入して提出します。

ここで載せる情報は、これまでの学歴、自宅の住所、資格情報などの「型にはまった情報」だけです。

履歴書が必要ないということはありませんが、重要なのは職務経歴書に記載している内容ですし、面接における質問の内容も経歴書から聞かれることが多いですよ。

 

自信がなければエージェントがアドバイスしてくれる

ちゃんと書けていれば良いのですが、人によっては「この書き方で良いのかな?」と自身がない人もいるでしょう。私も初めてエージェントに出した時には、アドバイスをもらって修正を受けました

エージェント側も転職をスムーズにすることデメリットがあるので、こういったサービスは、転職者の方もどんどん活用していくことをオススメします。

 

まとめ

就職活動の時には必要のなかった「職務経歴書」。あなたが仕事をしてきた内容をアピールする重要な書類です。一次審査前にこの職務経歴書と履歴書を企業に送付するので、一番最初の関門と言っても良いでしょう。

書類のアピール不足で落とされたら、面接にも行けないし、本当にもったいないです。職務経歴書はエージェントのアドバイスを受け、しっかり作り込んでから、希望する企業に送るようにしましょうね。